経済
2011年02月06日
大前流心理経済学 貯めるな使え! 大前研一
大前流心理経済学 貯めるな使え!
著者:大前 研一
講談社(2007-11-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
内容:
「わが国は繁栄するための打ち手をすべて
手の内に持っている」
それは、金融資産。
バブル崩壊後も日本人の個人金融資産は
増え続け、1,500兆円もある。
金利はゼロに近い、定期預金、郵便預金に
預けられ、塩漬けになっている。
日本人が金融資産を貯め込むばかりで、
お金が消費に向かわない。こうした内向き
の心理が景気低迷の根本原因になっている。
普通の国なら、収入が減る高齢者になれば
金融資産は減るのが常識である。
ところが、日本人の場合は、「生活が苦しい」
と言いながら懸命に貯金し、年齢を重ねる
ごとに増え続け、死ぬ間際には一人平均
3500万円にもなる。
死ぬまで貯蓄を続けるのは、
・漠然とした経済的な不安
・お金の使い方を考えていない
・ライフプランの欠如
イザというときのために、貯蓄や多額の保険に
お金まわすが、イザという時が分かっていない。
葬式という人も多いが、200万もあれば立派な
葬儀があげられる。
小学校で鶴亀算を習うような計算能力にかけた
日本人が、ライフプランについて何も考えない。
大学受験まで懸命に勉強するが、その後は
全く勉強しない。
「なぜ大学へ行くのか」についても考えていない。
この問いには、「将来、いい生活をするため」と
答えるが、いい大学を卒業したからといって、
「いい生活」ができる保証はどこにもない。
あまり役に立たない大学受験までは必死に
勉強するのに、なぜ社会人になってから、
収入アップにつながる勉強をしないのか?
理解不能な日本人の心理である。
学んだこと:
今日は、かなり内容が長くなってしまいました。
あまりにも、日本人の間違った考え方を、
ズバリと指摘しているので、ついつい内容を
伝えたくて、長くなりました。
ほとんどの人は、貯蓄して、高い生命保険料を
払い、大学まで勉強して、社会人になってから
全く勉強しないですね。
集団の心理は、なかなか変わらないですね。
にほんブログ村 ←ランキング応援ポチはこちら
著者:大前 研一
講談社(2007-11-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
内容:
「わが国は繁栄するための打ち手をすべて
手の内に持っている」
それは、金融資産。
バブル崩壊後も日本人の個人金融資産は
増え続け、1,500兆円もある。
金利はゼロに近い、定期預金、郵便預金に
預けられ、塩漬けになっている。
日本人が金融資産を貯め込むばかりで、
お金が消費に向かわない。こうした内向き
の心理が景気低迷の根本原因になっている。
普通の国なら、収入が減る高齢者になれば
金融資産は減るのが常識である。
ところが、日本人の場合は、「生活が苦しい」
と言いながら懸命に貯金し、年齢を重ねる
ごとに増え続け、死ぬ間際には一人平均
3500万円にもなる。
死ぬまで貯蓄を続けるのは、
・漠然とした経済的な不安
・お金の使い方を考えていない
・ライフプランの欠如
イザというときのために、貯蓄や多額の保険に
お金まわすが、イザという時が分かっていない。
葬式という人も多いが、200万もあれば立派な
葬儀があげられる。
小学校で鶴亀算を習うような計算能力にかけた
日本人が、ライフプランについて何も考えない。
大学受験まで懸命に勉強するが、その後は
全く勉強しない。
「なぜ大学へ行くのか」についても考えていない。
この問いには、「将来、いい生活をするため」と
答えるが、いい大学を卒業したからといって、
「いい生活」ができる保証はどこにもない。
あまり役に立たない大学受験までは必死に
勉強するのに、なぜ社会人になってから、
収入アップにつながる勉強をしないのか?
理解不能な日本人の心理である。
学んだこと:
今日は、かなり内容が長くなってしまいました。
あまりにも、日本人の間違った考え方を、
ズバリと指摘しているので、ついつい内容を
伝えたくて、長くなりました。
ほとんどの人は、貯蓄して、高い生命保険料を
払い、大学まで勉強して、社会人になってから
全く勉強しないですね。
集団の心理は、なかなか変わらないですね。
にほんブログ村 ←ランキング応援ポチはこちら
2011年01月26日
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学 吉本 佳生
スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学
著者:吉本 佳生
ダイヤモンド社(2007-09-14)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
内容:
この本の中心課題は、同じものが違う
価格で売られている理由を探ること。
500mlのペットボトルのお茶が、
・スーパー 88円
・100円ショップ 105円
・コンビニ 147円
・自動販売機 150円
とさまざまな価格で売られている。
その理由は、「取引コスト」と呼ばれる
コストの存在がある。
家から買い物先まで行く「時間」と「労力」
交通費やガソリン代、直接ではなくても
タイヤがすり減るなどのコストもかかる。
心理的な負担もコストになる。
スーパーはレジが混んでいるから、安く
ても買いたくない人や、朝は急いでいる
ので、多少高くても駅にある自動販売機
を利用すると人などがいる。
値段だけでなく、「取引コスト」も大きな
要因になっている。
学んだこと:
この本は、「値段」から社会のしくみが
理解できるようになっています。
安くても買わないこともあれば、高くても買う
ことがある。それは、価格以外の取引コスト
の問題だということが分かりました。
お店に入ると、お店の利益率などを考えて
しまう方でしたが、この本を読んで価格の
考え方にも目が向くようになりました。
スタバの話しは、ほんの一部です。
それを題名にするのは、やりすぎかも・・
にほんブログ村 ←ランキング応援ポチはこちら
著者:吉本 佳生
ダイヤモンド社(2007-09-14)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
内容:
この本の中心課題は、同じものが違う
価格で売られている理由を探ること。
500mlのペットボトルのお茶が、
・スーパー 88円
・100円ショップ 105円
・コンビニ 147円
・自動販売機 150円
とさまざまな価格で売られている。
その理由は、「取引コスト」と呼ばれる
コストの存在がある。
家から買い物先まで行く「時間」と「労力」
交通費やガソリン代、直接ではなくても
タイヤがすり減るなどのコストもかかる。
心理的な負担もコストになる。
スーパーはレジが混んでいるから、安く
ても買いたくない人や、朝は急いでいる
ので、多少高くても駅にある自動販売機
を利用すると人などがいる。
値段だけでなく、「取引コスト」も大きな
要因になっている。
学んだこと:
この本は、「値段」から社会のしくみが
理解できるようになっています。
安くても買わないこともあれば、高くても買う
ことがある。それは、価格以外の取引コスト
の問題だということが分かりました。
お店に入ると、お店の利益率などを考えて
しまう方でしたが、この本を読んで価格の
考え方にも目が向くようになりました。
スタバの話しは、ほんの一部です。
それを題名にするのは、やりすぎかも・・
にほんブログ村 ←ランキング応援ポチはこちら