転職
2011年11月07日
その幸運は偶然ではないんです! J.D.クランボルツ
著者:J.D.クランボルツ
販売元:ダイヤモンド社
(2005-11-18)
販売元:Amazon.co.jp
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私が学んでいた、キャリアカウンセラー
養成講座で登場したクルンボルツ。
クルンボルツは、予期せぬ出来事を
キャリアの機会ととらえることができると
述べています。
そのためには、下記にある5つのスキルが
必要になるそうです。
1、好奇心
2、持続性
3、柔軟性
4、楽観性
5、冒険心
偶然の影響に注目した、面白い理論だと
思いました。
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2011年02月01日
仕事に幸せを感じる働き方 横山 信治
著者:横山 信治
あさ出版(2010-12-10)
販売元:Amazon.co.jp
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内容:
絶対、転職はするな!
転職希望者3,000人のと会ってきたが、
そのうち2,980人以上が、「転職しても
失敗する」と思うケースだった。
そこから逃げるように次の転職をする
ことが多い。
転職には、さまざまなリスクが伴う。
長く勤め、会社や取引先との連携が良く
なったからこそできる仕事もたくさんある。
転職前に比べて、年収が下がっている人
も大勢いる。
あなたが今抱えている問題は、会社を
変わらなくてもすべて解決できる。
自分の力で会社を変えるのではなく、
自分の力で自分を変えてほしい。
学んだこと:
久々に、感動する本に出会いました。
転職を何度かしてきた自分には、とても
考えさせられる本でした。
当時の自分も、不満なことがあると、転職
すればよくなるという気持ちがありました。
何度も経験してきたから分かりますが、新しい
職場でゼロから作る人間関係、ゼロから作る
お客様との信頼関係などは、相当頑張りました
が、とても労力のいることでした。
ゼロから関係を作るより、今ある人脈を利用
して仕事したほうが、どれだけ有利かという
ことが、今頃気がつきました。
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2011年01月09日
ブラック企業、世にはばかる 蟹沢孝夫
ブラック企業、世にはばかる (光文社新書)
著者:蟹沢 孝夫
光文社(2010-04-16)
販売元:Amazon.co.jp
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内容:
世間一般には、いい大学に入れば、いい
会社に就職できて、高収入が得られると
信じられている。
これは、あくまで確率・統計的上のもの。
ブラック企業に勤める例外もたくさんある。
ブラック企業(職場)を、3つに定義している。
1、肉食系ブラック職場
ひどい仕事量、勤務時間、職場の雰囲気の
中で働かせ、適正な賃金が支払われない。
心身ともに疲れ、長く続かない。
2、草食系ブラック職場
やること自体は比較的ラクで、待遇もよくない
が、その気になれば長く勤めることもできる。
こうした仕事を続けていると、人生において
大切な時間や将来を奪われてしまう。
3、グレーカラー職場
世間的には、勤務条件、職場環境に恵まれ、
優秀な大学の就職先として認知されているが、
実情はブラックだった。
学んだこと:
こうしたブラック職場を作り出しているのは、
その企業の経営者が悪いのではなく、今の
日本の雇用環境が問題だと分かりました。
働かない社員でも、解雇できないなど。
日本の超一流(勝ち組)企業に勤める人や、
その人たちの高い給料を守るために、単価
をかなり安くして、下請け企業に外注している。
そのような外注企業が生き残るためには、
社員を安い給料でこき使うしかない。
そして、転職回数や年齢によって、どんなに
実力のある人でも制限されてしまう。
働き先がないため、ブラック職場で働くしか
なくなってしまう。
人材流動化を阻む企業の採用慣行を変えて
いくしかなさそうです。
受験には最チャレンジの機会があるのに、
就職は新卒時に失敗すると、リベンジの
機会がないのも問題です。
2010年10月10日
その会社、入ってはいけません! 藤井哲也
その会社、入ってはいけません! ダメな会社を見分ける50の方法
著者:藤井哲也
ソシム(2010-02-17)
おすすめ度:
販売元:Amazon.co.jp
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内容:
就職、転職するときに、非常に参考になる本を
見つけました。
ダメな会社を見わける50の方法が書かれています。
その一部を抜き出すと
【求人情報編】
・社員数にくらべ、求人数が多い
・入社2年以内の離職率が目立っている
・会社外観の写真が実際の建物と異なる
・ネット上で悪口の書き込みが多い
【企業訪問編】
・トイレや倉庫など目に見えないところが汚い
・営業成績や社訓を貼っている
【インターンシップ編】
・管理職のファッションがださい
・OJTで新人をほったらかす
【面接編】
・面接を1回のみで済ませる
・ここ1、2年のうちにリストラを実施している
・労働組合が強すぎる
・学歴差別をしている
学んだこと:
私は、就職活動は超氷河期(バブル崩壊後)で、転職
は数回しました。
入社後ひどかった会社や、面接時に疑問に思った
会社は、この本に書いてあることが当てはまって
いました。
自分でもそれなりの見わけ方をもっていますが、
なかなか体系的にまとめられている本だと思いました。
就職活動、転職活動をしている人は読んでおいた
ほうがいいと思います。
この本から得たひとこと:
平均年齢が若すぎる会社にも注意する!
2010年08月24日
自分らしいキャリアのつくり方 高橋俊介
著者:高橋 俊介
販売元:PHP研究所
発売日:2009-08-18
おすすめ度:
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書名:自分らしいキャリアのつくり方
著者:高橋俊介
内容:
急激なグローバル化を背景に、より熾烈になった競争に
勝ち残るため、急速な環境変化に即応するため、家族と
過ごしたり、趣味に打ち込んだりといったプライベート
の時間はないがしろにされ、どこか非人間的な不自然さ
にも目をつぶり、しゃにむに働くことを指摘しています。
ワークライフ
日本の男性が、家族を大事にするというと、生活、給料など
経済的支えだと勘違いしている。
家族が夫や父親に求めているものは、心理的な支えである。
能力開発
出世したい、管理職になりたいというビジネスマンが少なく
なってきている。しかし、キャリアを発展させるには、理解
したことを、言葉にして伝える能力が必要。
人に教えることができる能力である。
キャリア形成
好きなことと、向いていることは違う。
とにかく仕事経験のない新卒学生などは、職種名で仕事を
選びがちだが、一般的な職業イメージと仕事内容は、必ず
しも一致しているわけではない。
昔、タクシー運転手は、収入は不安定だが自由なところが
あった。今は、GPS頼りでいいので安全運転で配車指示に
従ってくれる人でないと務まらない。
今のパイロットは、コンピュータに数値をインプットする
オペレーターである。
学んだこと:
今の世の中は、会社が合わなかったり、家族や自分を犠牲に
していたとしても、会社を退職してしまったら、希望する職場
どころか、働く場所すら見つかりません。
そうなりたくないので、みんな嫌なことに耐えて、体を壊してでも
会社にしがみついています。
どちらが正しいという正解はないかもしれませんが、どちらも
満たすことができる世の中にしていくか、難しいなら、その中で
「どう自分のキャリアを考えていくか?」非常に大切な
ことだと思いました。
この本から学んだひとこと:
予期せぬチャンスは、親しくない人からやってくる。