2011年03月21日

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 城 繁幸

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
著者:城 繁幸
筑摩書房(2008-03)
販売元:Amazon.co.jp
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内容:
いまだに多くの会社で、昭和時代から続く
風習や決まりごと
がある。

これら、昭和的価値観を成り立たしめた
ものは、年功序列、終身雇用の両制度。

雇用のイニシアティブは、企業側が完全
に握り、長時間残業、全員画一の出社、
雇用の男女格差
など・・・

いくつかの昭和的価値観をピックアップ
すると、

・仕事の目的とは出世であること

・就職先は、会社の名前で決めること

・学歴に頼ること

・フリーターは負け組みだということ

・新卒以外採用しないこと

・人生の大半は、会社で過ごすということ


それらに反発し、自分自身で人生をつかんだ
人たちが紹介されている。


コメント:
いまだに、日本の企業のほとんどは「昭和的
価値観」
に支配されています。

「昭和的価値観」に従わない方が、世間では
悪く言われたりしています。
自分自身が、とても苦労しました。

「昭和的価値観」に従わない若い世代には、
とても励みになると思います。

若い世代でも、「昭和的価値観」に従って
生きようとする人はたくさんいます。

「昭和的価値観」しか知らない、気づかない人
にも読んで欲しい本だと思いました。

     
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大岩 俊之

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