2011年01月09日

ブラック企業、世にはばかる 蟹沢孝夫

ブラック企業、世にはばかる (光文社新書)ブラック企業、世にはばかる (光文社新書)
著者:蟹沢 孝夫
光文社(2010-04-16)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

内容:
世間一般には、いい大学に入れば、いい
会社に就職
できて、高収入が得られる
信じられている。

これは、あくまで確率・統計的上のもの。
ブラック企業に勤める例外もたくさんある。

ブラック企業(職場)を、3つに定義している。

1、肉食系ブラック職場
ひどい仕事量、勤務時間、職場の雰囲気の
中で働かせ、適正な賃金が支払われない。
心身ともに疲れ、長く続かない。

2、草食系ブラック職場
やること自体は比較的ラクで、待遇もよくない
が、その気になれば長く勤めることもできる。
こうした仕事を続けていると、人生において
大切な時間や将来を奪われてしまう。

3、グレーカラー職場
世間的には、勤務条件、職場環境に恵まれ、
優秀な大学の就職先として認知されているが、
実情はブラックだった。

学んだこと:
こうしたブラック職場を作り出しているのは、
その企業の経営者が悪いのではなく、今の
日本の雇用環境が問題だと分かりました。

働かない社員でも、解雇できないなど。

日本の超一流(勝ち組)企業に勤める人や、
その人たちの高い給料を守るために、単価
をかなり安くして、下請け企業に外注している。

そのような外注企業が生き残るためには、
社員を安い給料でこき使うしかない。

そして、転職回数や年齢によって、どんなに
実力のある人でも制限されてしまう。
働き先がないため、ブラック職場で働くしか
なくなってしまう。

人材流動化を阻む企業の採用慣行を変えて
いくしかなさそうです。

受験には最チャレンジの機会があるのに、
就職は新卒時に失敗すると、リベンジの
機会がない
のも問題です。



     
  •   このエントリーをはてなブックマークに追加     
kadenbook at 09:00│Comments(0)TrackBack(0)就職 | 転職

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字
 
 
プロフィール
イベント・おすすめ記事
おすすめ記事
書評記事検索